ホームページ・ブログ作成、公開にあたっての注意点
インターネット上でのホームページ・ブログの公開は、「公共の場で不特定多数を対象として情報を発信する」という社会的な責任を伴う。作成・公開者の意図になくても、他人に誤解を与えかねない内容や表現について十分注意すること。
(禁止事項)
(1)教育目的を逸脱した行為
(2)著作権その他の権利を侵害する行為
(3)法令に違反する行為
(4)宗教活動、政治活動、営利活動等の行為
(5)システム侵入、破壊等に関連する行為
(6)特定の個人や団体を誹謗、中傷する行為
(7)特定の個人や団体に不利益を与える行為
(8)公序良俗に反する行為
(9)個人情報の保護に反する行為
■責任の所在
公開したホームページ・ブログの内容及び管理上の責任はその作成者が負う。ホームページに記載する各情報について、閲覧者からの問合せに対応できるようにしておくこと。
■外部サイトへのリンクについて
外部のウェブサイトにリンクを張る場合は、リンク先の内容が適切なものかどうか注意すること。リンク時には適正であっても、時間が経つにつれ内容が変わることもあるため、折に触れてリンク先サイトの内容確認を怠らないようにすること。
■個人情報の保護
地方公務員法第34条に規定する守秘義務を遵守するとともに、生徒、教職員及び関係者の個人情報をみだりに発信してはならない。個人情報とは、個人が特定できる情報(氏名、住所、電話番号、生年月日、個人写真など)や個人に関する情報(成績、身体的特徴、家庭環境、家族構成など)を指すものとする。ネットワーク上に生徒,教職員及び関係者に関する情報を発信する場合は,事前に本人の承諾を得るものとする。ただし、生徒に関する情報の場合は、本人の承諾の他に保護者の同意を得るものとする。
■知的所有権の保護
他人の著作物をホームページ上に掲載、転載する場合は、その作成者などの了解を得る。
■掲示板等の管理運営に際して
掲示板に書き込まれる内容について、管理者として適切に対処できるよう注意すること。管理せずに放置していて、問題のある書き込み(公序良俗に反する情報、虚偽の情報、営利を目的とする情報など)がなされ、それによってトラブルが発生した場合には、書き込んだ人だけでなく、掲示板管理者も、法的な責任を追及されることがあり得る。不特定多数がアクセスできる掲示板では、掲示板荒らしや誹謗中傷などの不愉快な書き込みがなされる場合もある。これについても放置すればトラブルのもととなり、法的な責任を追及される場合がある。 |