八街中央中学校美術部展 Vol.20
体育祭パネル展
2025年6月1日(日)〜7月18日(金)ギャラリー拓道

体育祭に向けて、毎年美術部が制作する5m40p×3m60pの装飾。
今年は5頭の恐竜と宝石を描きました。直筆原画、制作期間約1ヶ月間の記録写真、体育祭当日の写真によるパネル展です。



制作の過程が、順を追って展示されています。
@3年生が作品の構想を練る(3月中旬)
A3年生が原画を作成(3月下旬)
B原画をシートにペン描き(4月上旬)
C5色の恐竜と宝石の着色(4月中旬)

D背景の着色(4月中旬)
E炎、雷、光、花吹雪など、エフェクトを加える(4月下旬)

F上部、ダイヤモンドの着色(5月上旬)
○完成〜当日の様子


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ブルーシートに描く体育祭巨大装飾の始まりは、新校舎完成(2006年9月1日)の翌年、2007年の体育祭。
新校舎グランド側のベランダのサイズに合わせ、縦7.1m、横10.4m(横5.2mを2枚)のブルーシートによる装飾を制作しました。


2007年9月9日(日)晴れ。新校舎(現在の校舎)完成から1年後の八街中央中学校友空体育祭。

当時、このサイズでブルーシート3,000円。(1,500円を横に2枚)。
ブルーシートは安価で、丈夫で、周りに穴もあいているので、屋外のスローガンには良い材料とおもいますが、
欠点は素材のポリエチレンが「塗装が困難な素材」であること。
塗装が簡単にはがれてしまうので、ブルーシート着色前にヤスリで凹凸を付ける、下地に屋外用のペンキのを使う、
移動や設置を慎重に行うなど、様々な工夫が、長い年月、受け継がれています。
2007年は体育祭スローガンを中心とした装飾、2025年は応援団各色をイメージした生物を描く装飾へと形を変えましたが、
八街中央中学校友空体育祭美術部装飾の伝統は、脈々と受け継がれています。

2025年5月31日 投稿
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